「添加物は身体に悪い」とよく言われます。
でも、なぜ悪いのでしょうか?
本当に“毒”なのか?
それとも“必要悪”なのか?
今回は、代表的な毒性の話だけでなく、代謝や栄養の観点、そして“すぐ病気になるわけではない”という慢性毒性の本質まで、少しずつ紐解いていきます。
①代表的な添加物の毒性とは
保存料・着色料・香料など、食品添加物にはさまざまな種類があります。
中には発がん性や遺伝毒性が指摘されているものもあり、動物実験では生殖機能や免疫系への影響が報告されているものもあります。
もちろん、すべてが即座に危険というわけではありませんが、「安全量」の基準はあくまで“前提”にしたもの。
個人差や蓄積の影響は見逃せません。
②活性酸素を増やすという問題
多くの添加物は、体内で活性酸素の発生を促すとされています。
活性酸素は“暴れ者の酸素”とも呼ばれ、細胞や遺伝子を傷つけ、老化や病気の原因になります。
紫外線やストレスだけでなく、食品添加物もその一因。
日々の食事の中で、知らず知らずのうちに酸化ストレスが蓄積されている可能性があります。
③必要なミネラルを奪う・代謝に負担がかかる
添加物の分解・排出には、体内の酵素やミネラルが使われます。
つまり、本来栄養として使われるはずのミネラルや代謝エネルギーが“解毒”に割かれてしまうのです。
これは、慢性的な疲労感や栄養不足の一因にもなり得ます。
「ちゃんと食べてるのに元気が出ない…」
そんな方は、代謝の“使い道”を見直してみる必要があるかもしれません。
④石油精製物質という視点
多くの合成添加物は、石油由来の化学物質から作られています。
以前のブログ「精製とは何か?」でも触れましたが、自然界に存在しない“人工的に精製された物質”は、身体にとって異物であり、排除や依存の対象になります。
精製された物質は、構造が単純であるがゆえに、身体の“感じる力”を鈍らせることもあります。
⑤慢性毒性:すぐ病気になるわけではない
「食べたらすぐ病気になるわけじゃないから大丈夫」と思われがちですが、添加物の毒性は“じわじわ型”の慢性毒性です。
特に脂溶性の毒は、体内の“脂”に溜まりやすい性質があります。
脂肪組織はもちろん、脳やホルモン系など“油の多い場所”に蓄積しやすく、長期的に影響を及ぼす可能性があります。
これは薬の蓄積性とも共通していて、代謝や排出が追いつかないと、体内に残り続けることも。
つまり、「今は元気だから大丈夫」ではなく、「今の元気を未来につなげるために、何を選ぶか」が大切なのです。
⑥保存の観点では必要な場面もある
一方で、現代の流通や保存の仕組みの中では、添加物が一定の役割を果たしているのも事実です。
食中毒の予防や食品ロスの削減など、社会的なメリットもあります。
だからこそ、「完全否定」ではなく「選び方」が大切。
“何を選び、何を避けるか”は、個人の価値観とライフスタイルに委ねられています。
⑦虎徹堂薬局として伝えたいこと
私は「すぐに全部やめましょう」とは言いません。
でも、「なぜ悪いのか?」を知ることで、自分で選ぶ力=“考える力”を育ててほしいと思っています。
そして、“感じる力”を取り戻すことで、身体が本当に求めているものに気づけるようになる。 それが、虎徹堂薬局の目指す「根本改善」の第一歩です。
「なんとなく不調」の背景には、日々の選択の積み重ねがある。
だからこそ、知ることが、整えることにつながるのです。
おわりに
添加物の問題は、単なる「毒か安全か」ではなく、代謝・栄養・精神構造・社会構造まで含めた複雑なテーマです。
このブログが、少しでも「考えるきっかけ」になればうれしいです🌀
そして、【ゆるっと東洋医学教室】でも、こうしたテーマをやさしく紐解いていきます。
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