「冷え性にはこの漢方」
「生理痛にはこの処方」
「めまいにはこの薬」
ネットや本、SNSなどで
こんな情報を見かけたことはありませんか?
ですが実際は、
同じ症状=同じ漢方でいい
とは限りません。
漢方では
症状よりも「身体の状態」を重視します。
漢方は「症状」より「身体の状態」を見る医学
西洋医学では
病名や症状に対して薬を選ぶことが一般的です。
例えば
頭痛なら鎮痛薬
胃痛なら胃薬
花粉症なら抗アレルギー薬
というように、
症状に対して薬を選びます。
一方、漢方では
✔ なぜその症状が起きているのか
✔ 身体のバランスがどう崩れているのか
✔ 体力はあるのかないのか
✔ 冷えているのか、熱がこもっているのか
などを見て処方を決めます。
同じ「冷え」でも原因は人それぞれ
例えば「冷え性」でも
血が不足して冷える人
血の巡りが悪くて冷える人
胃腸が弱くて冷える人
ストレスで巡りが止まる人
体力が落ちて冷える人
など、原因は様々です。
原因が違えば
選ぶ漢方薬も変わります。
同じ生理痛でも処方は変わる
同じ「生理痛」でも
冷えが強いタイプ
ストレスが多いタイプ
血の巡りが悪いタイプ
体力が弱いタイプ
ホルモンバランスが乱れているタイプ
では、使う漢方は全く違います。
症状の名前だけで選ぶと
効かない
変わらない
逆に調子が悪くなる
ということも少なくありません。
漢方や鍼灸が生まれた時代に「病名」はなかった
ここで少し視点を変えてみましょう。
漢方や鍼灸が生まれた時代には
今のような病名はありませんでした。
自律神経失調症
更年期障害
PMS
冷え性
不定愁訴
これらは後の時代に
分かりやすく分類された言葉です。
では当時は
何を基準に治療していたのでしょうか。
漢方は「人」を診る医学
病名がなかった時代、
顔色
声の調子
脈
お腹の状態
食欲
睡眠
生活環境
体力
などを見て
👉 この人の身体がどうなっているか
を判断していました。
漢方はもともと
「この病気だからこの薬」
という医学ではなく
👉この人に合うものを選ぶ医学
です。
東洋医学の基本はバランス
東洋医学では
身体は
気
血
水
そして
陰
陽
のバランスで成り立つと考えます。
どれかが
多すぎても
足りなくても
同じような症状として
表に出ることがあります。
だから
症状が同じでも
身体の中は同じとは限りません。
「効かない」は失敗ではない
漢方を飲んで
効かなかった
変化を感じなかった
これは
身体に合っていなかったサイン
かもしれません。
合っている漢方は
急激に抑えるというより
少しずつ整っていく感覚が出ることが多いです。
自己判断で続けるのは要注意
有名だから
ネットで見たから
昔効いたから
という理由で
同じ漢方を続けていると
今の体質と合わなくなる
年齢で変わる
季節で変わる
環境で変わる
ことがあります。
特に
季節の変わり目
更年期
出産後
ストレスが増えた時
などは処方が変わりやすい時期です。
漢方はオーダーメイドの考え方
漢方は
「この症状にはこれ」
ではなく
今の身体の状態を見て
無理のない方向へ整えていく医学です。
同じ症状でも
正解は一人ひとり違います。
まとめ
同じ症状でも原因は人それぞれ
漢方は病名より体質を重視する
漢方は人を診る医学
合わない漢方は効かないことも多い
専門家に相談すると近道になる
ご相談について
「この漢方、本当に合っているのかな?」
「ずっと同じ薬で大丈夫?」
「体質に合う漢方を知りたい」
そんな方はお気軽にご相談ください。
体質や巡りを見ながら
無理のない形で整える方法を一緒に考えます。
※相談は無料です。
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