「油は身体に悪いから控えたほうがいい」
そんなふうに思っていませんか?
実は油(脂質)は、身体を元気に保つために欠かせない大切な栄養素です。
エネルギーになるだけでなく、細胞の膜やホルモンの材料にもなり、心と身体のバランスを守ってくれます。
油は「陰陽」を支える存在
東洋医学では、身体の健康は「陰」と「陽」のバランスで保たれると考えます。
油にもこの陰陽の関係があり、オメガ3(ω-3)は陰、オメガ6(ω-6)は陽の性質を持っています。
炎症や免疫の働きを調節するプロスタグランジンやロイコトリエンも、陰陽のバランスに合わせて身体を整えています。
どちらかに偏ると、不調や病の原因になりやすいのです。
身体では作れない油=食事から取り入れる
リノール酸(オメガ6)やα-リノレン酸(オメガ3)は、人の身体では作れない必須脂肪酸です。
特にオメガ3は食事から意識的に摂る必要があります。
当店では、オメガ3を手軽に補えるえごま油(コールドプレス)を扱っています。
コールドプレス製法:低温でじっくり圧搾することで、オメガ3や香り成分が壊れにくく、身体に吸収されやすい
自然で穏やかな香りなので、和食やドレッシングにも使いやすい
一方で、アマニ油(フラックスシードオイル)もオメガ3を含みますが、えごま油より酸化しやすく、香りがナッツ風味なのでパンやスムージー向きです。
ω-9油とオメガ3油の違い
オリーブオイルや米油はω-9(オレイン酸)が中心の油で、
ω-9:約70~75%
ω-6:約10~15%
ω-3:ほとんど0~1%
💡つまり、オリーブオイルや米油だけでは オメガ3はほとんど補えません。
えごま油やアマニ油のように、オメガ3が豊富な油を意識して取り入れることが大切です。
コレステロールも身体に必要
健康診断で気になるコレステロールも、実は身体にとって欠かせない存在です。
肝臓・副腎・皮ふで作られ、ホルモンや細胞膜の材料になる
年齢とともに増えるのは「細胞を守るため」の自然な仕組み
コレステロールは単なる“悪者”ではなく、身体を守る大切な栄養素なのです。
いま注目のSPM(特殊炎症収束メディエーター)=炎症をおさめる力
近年の研究では、オメガ3から作られる「SPM」という物質が注目されています。
これは炎症をおさめ、回復へ導く働きがあり、まさに東洋医学でいう「陰が陽を収め、調和を取り戻す力」といえます。
油の選び方のコツ(加熱NGを明確に)
えごま油(コールドプレス):オメガ3を豊富に含むため、加熱せずに和食やドレッシングで摂るのがおすすめ
アマニ油:香ばしい風味でパンやスムージーに向くが、加熱は避ける
オリーブオイル・米油などのω-9油:酸化に強く加熱にも安心、オメガ3はほとんど含まれない
👉 まとめ
油は「悪いもの」ではなく、身体の陰陽バランスを支える大切な栄養素。
特にコールドプレスのえごま油を取り入れることで、心も身体もより健やかに保つことができます。
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