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慢性毒性と急性毒性とは?|知らないうちに身体をむしばむリスク

私たちの身体に影響を与える「毒性」には、大きく分けて 急性毒性慢性毒性 の2種類があります。
どちらも健康に関わる重要な概念ですが、日常生活ではあまり意識されていないかもしれません。
今回は、この2つの毒性の違いと、私たちの生活との関わりについて解説します。

急性毒性とは?

急性毒性とは、一度に多量の有害物質が身体に入ったときに現れる毒性のことです。

代表的な例は以下のようなものです。

  • 食中毒(腐敗した食品や毒キノコなど)

  • 医薬品や化学物質の過量摂取

  • 強い農薬や化学薬品の誤飲

急性毒性の特徴は、短時間で急激に症状が出ること。
嘔吐、下痢、呼吸困難、意識障害など、場合によっては命に関わることもあります。

慢性毒性とは?

一方で慢性毒性とは、少量でも長期間にわたって摂取し続けることで身体に影響が出る毒性です。

  • 食品添加物の一部

  • 農薬の残留

  • 環境中の重金属(鉛、カドミウム、水銀など)

  • 大気汚染物質や有害化学物質

こうしたものは、身体に入ったその瞬間に強い症状を起こすわけではありません。
しかし、体内に蓄積することで数年~数十年後に不調や病気として現れる可能性があるのです。

慢性毒性が怖いのは、「自覚しにくい」こと。
頭痛、疲労感、肌荒れ、ホルモンバランスの乱れ、さらには生活習慣病やがんなど、様々な不調につながると考えられています。

急性毒性と慢性毒性の違い

  • 急性毒性:短時間に大量 → すぐに症状が出る

  • 慢性毒性:少量でも長期間 → 蓄積して不調が出る

言い換えるなら、

  • 急性毒性は「一気に」

  • 慢性毒性は「じわじわ」

と覚えると分かりやすいでしょう。

今、避けるだけでは足りない?

近年は「無添加食品を選ぶ」「薬をなるべく減らす」など、毒素を避ける工夫をされる方も増えています。
しかし大切なのは、“今避けているから大丈夫”ではなく、“すでに溜まった毒をどう出すか” という視点です。

これまでの生活の中で蓄積してきた有害物質は、知らないうちに体内に残っていることがあります。
だからこそ、解毒・排出の力を高めることが重要なのです。

毎日の生活で気をつけたいこと

慢性毒性から身体を守るポイント

  • できるだけ加工食品や添加物を減らす

  • 野菜や果物は農薬をよく洗い流す

  • 水の質に気をつける

  • 空気の質に気を付ける

  • 解毒を助ける食材(ムコ多糖体・発酵食品・食物繊維など)を取り入れる

  • 漢方・自然療法で肝臓や腎臓の働きをサポートする

まとめ

毒性には「急性毒性」と「慢性毒性」があり、特に注意が必要なのは気づかないうちに蓄積する慢性毒性です。
そして、今から有害物質を避けることは大切ですが、それだけでは不十分。
すでに溜まってしまった毒を“どう出すか”が、これからの健康のカギになります。

当薬局では、生活習慣の工夫や漢方による体質改善を通して、身体の解毒力を高めるご相談も承っています。
「最近、なんとなく不調が続く」「体に毒素がたまっている気がする」など、気になることがあればお気軽にご相談ください。

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身体に溜まった毒をどう出すかは、人それぞれの体質や生活習慣によって違います。
「私の場合はどうしたらいい?」と思われた方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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