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「検査では異常なし…でもツライ」 ― 器質性と機能性の違い、東洋医学的ケアの視点から ―

「なんだか毎日しんどい」
「いくつも病院に行ったけれど、“異常ありません”って言われるだけ…」
そんなお悩み、ありませんか?

現代医学の検査では「異常なし」と言われても、実際はつらい症状に苦しんでいる方は少なくありません。
東洋医学ではこのような状態を「未病(みびょう)」や「気・血・水の乱れ」と捉えます。


🟤 器質性と機能性 ― 病気の“見え方”の違い

器質性(きしつせい):形の異常があるもの

臓器や組織に構造的な異常や損傷が見られる状態です。
CT・MRI・内視鏡などで異常が確認されるケースが該当します。

🧪 代表例:

  • 胃潰瘍・胃がん

  • 脳梗塞・ポリープ・腫瘍

  • 関節リウマチ など


機能性(きのうせい):働きに問題があるもの

臓器の形には異常がないのに、うまく働かないことで症状が現れる状態です。
検査では「異常なし」でも、明らかに体調が悪い――そんなときは機能性の問題が疑われます。

🌀 代表例:

  • 過敏性腸症候群(IBS)

  • 機能性ディスペプシア(胃もたれ・吐き気)

  • 自律神経失調症

  • 不安・不眠・動悸・慢性疲労 など


🌿 東洋医学では「形」より「はたらき」を重視します

東洋医学では、身体をめぐる「気・血・水」がバランスよく流れていることが健康の基本。
「形に異常がない=健康」とは考えず、“巡り”や“不足”に着目しながら、身体全体の調和を整えることを大切にしています。


🔸 気の不調(エネルギーの乱れ)

  • 気虚(ききょ):気の不足
     → 疲れやすい/食後に眠くなる/息切れ/声が小さい

  • 気滞(きたい):気の巡りが滞る
     → イライラ/ため息が多い/お腹の張り/生理前の不調


🔴 血の不調(栄養と心身の安定)

  • 血虚(けっきょ):血の不足
     → 顔色が悪い/動悸/不眠/めまい/経血が少ない

  • 血瘀(けつお):血の巡りの停滞
     → 生理痛が重い/肩こり/冷えのぼせ/くすみ/しこり


🔵 水の不調(潤いと代謝の乱れ)

  • 陰虚(いんきょ):潤いの不足
     → 口の渇き/ほてり/不眠/肌や髪の乾燥/寝汗

  • 水滞(すいたい):水の溜まり・巡りの停滞
     → むくみ/めまい/重だるさ/頭重感

※あくまで一例です。


東洋医学の強みは「見えない不調」への対応力

器質性の病気は“形”を整える治療が主ですが、
機能性の不調には、“はたらき”や“巡り”を整えることがカギ。

東洋医学では、体質・生活習慣・感情のバランスなど、
「人」に寄り添ったアプローチができるため、原因がはっきりしない不調にも対応しやすいのです。


🕊️ まとめ

  • 検査で「異常なし」と言われたのに、つらい

  • 気力が出ない/眠れない/不安定が続く

  • 「なんとなく不調」が慢性化している

そんなときこそ、東洋医学の視点から
「気・血・水のバランス」を見直してみませんか?

数字や画像には表れない“未病のサイン”に気づき、
自然治癒力を引き出すケアを始めていきましょう🌿


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