「身体にいい」は本当?精製されたものに潜むリスク
「これは身体にいいですよ」「天然成分だから安心」——そんな言葉をよく耳にしませんか?
現代の私たちの生活には、「精製された物質」が数えきれないほど入り込んでいます。
食卓塩や砂糖、サプリメント、薬、添加物などがその代表です。
一見便利で健康に良さそうに見えるこれらの精製物質ですが、実は身体にとって大きな負担となる場合があります。
食卓塩と天日塩の違いから見える「精製」の本質
たとえば、食卓塩。
これは塩化ナトリウムをほぼ100%にまで精製したものです。
一方、天日塩にはマグネシウムやカリウムなど、身体に必要なミネラルが豊富に含まれています。
精製された食卓塩は摂りすぎれば血圧を上げるなどの悪影響が知られていますが、天日塩にはそのリスクを和らげる成分が自然に含まれているのです。
この例からも分かるように、「一物全体」、つまり自然のままの形で摂取することが、私たちの身体にはより優しく、バランスが取れているのです。
精製物質はすべて“薬”のような作用を持つ
意外かもしれませんが、「精製されたものはすべて薬のような作用を持つ」とも言われています。
なぜなら、身体にある物質を取り出し、濃縮・加工したものこそが“薬”そのものだからです。
しかし、これをもって「身体にあるものだから安全」と言うなら、精神薬も安全ということになってしまいますよね?
現実はそうではありません。
身体のバランスを人工的に操作するということは、それだけ慎重でなければならないのです。
今飲んでいる薬が、別の病気を招いているかもしれない
精製された薬は、一時的に症状を和らげる効果が期待できますが、長期的には新たな不調や副作用を引き起こすリスクも考えられます。
たとえば、胃酸を抑える薬(制酸剤)を長期間服用すると、胃が必要以上に胃酸を分泌しなくなり、消化機能全体が低下する「ダウンレギュレーション」が起こることがあります。
逆に、過剰に胃酸を抑えた結果、身体が反応して胃酸の分泌が増える「アップレギュレーション」が起こる場合も問題です。
サプリメントも同様で、必要以上にビタミンなどを摂取すると、身体が自身で栄養素を生成・調整する力が弱まることがあります。
精製物質の長期投与は、依存を生む
身体にとって“異物”である精製物質を長期にわたって投与し続けると、身体はその物質なしでは機能しなくなってしまいます。
これが「依存」です。
薬もサプリも同じです。
私たちの身体は本来、自然の中でバランスを取りながら機能しています。
そのバランスを乱すのが、過剰に精製されたものたちです。
「身体によい」という言葉に踊らされない
ラベルに「身体によい」と書いてあっても、それが精製されたものであるならば、慎重に向き合う必要があります。
本当に身体によいものとは、加工されていない自然な形のもの。
一物全体で摂ることが、健康への第一歩なのです。
私たちが信じている“健康”が、実は“健康を装った依存”になっていないか。
今一度、見直してみませんか?
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